市場の二極化:新たな現実への対応。
ターゲットとのズレとリブランディングの可能性。

リブランディング

執筆者 | 執行役員 経営企画部 ゼネラルマネージャー

粟村 一輝

リブランディングと聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?

ロゴを変える?デザインを綺麗にする?コンセプトを変える?
これらは、今までも十分にやってきていることではないでしょうか?

どれも重要ですが、実はもっと重要なことが3つあります。
1. ターゲットのズレを見つけ、
2. ポジショニングを変え、
3. 営業プロセスを変える
この3つのアプローチが必ず必要です。

「標準的な家」という概念の終焉

高コスト化と市場縮小が同時に進行する中で、
かつてのような単一の「中間層向け標準住宅」を大量生産するモデルはもはや通用しません。 市場は明確に二極化しつつあります。

  • ローコスト

    セグメント
    リノベーション、小規模住宅、

    低価格な建売住宅
  • 高付加価値

    セグメント
    より高い可処分所得を持つ層を対象とした

    高品質住宅

地域ビルダーは大手ハウスメーカーに比べて固定費が低く、柔軟性が高いという利点を持ちますが、最安値での価格競争は持続可能ではありません。
成長への唯一の道は、市場の上流へとシフトし、新・顧客層(従来相対してきた顧客よりもアッパーな層)のニーズに応えることです。

新たなターゲット顧客の定量的プロファイル

  • 世帯年収987万円
    注文住宅建築者の
    全国平均世帯年収は
    987万円へと急上昇
    (2年前の848万円から大幅増加)
  • 平均年齢40.7歳
    世帯主の平均年齢は40.7歳
    (以前の38.8歳から上昇)。
    より成熟し、資産と人生経験を
    積んだ購入者層
  • 平均建築費3,415万円
    全国の注文住宅の
    平均建築費は過去9年間で
    最高値を更新

※2026年4月時点

この顧客層は「堅実で慎重」であり、高い情報リテラシーを駆使して意思決定を行います。
より多くの頭金を用意する傾向にありますが、コスト上昇圧力から予算の増額か住宅規模の縮小かの選択を迫られています。

オンラインコンテンツ、レビュー、SNSを通じて
膨大な情報を収集・分析済みな、デジタルネイティブなリサーチャである
上記のような顧客が訪れるためのブランディングや営業ツールは
どんなモノが最適なのでしょうか?

営業プロセスは、実際に会うずっと前から始まっています。

そのためのリブランディング
1. ターゲットのズレを見つけ、
2. ポジショニングを変え、
3. 営業プロセスを変える
この3つのアプローチを中心に現在の広告・営業ツールを見直してみてはいかがでしょうか?