なぜ、「営業マニュアルを作れば解決する」と
思ってはいけないのか?

人物紹介

執筆者 | セールスプランナー

石黒 諭

突然ですが、資料や説明に
「これ、結局、何が言いたいんだろう…?」
そんなふうに感じた経験、ありませんか?

私が新卒で入社したのは、
不動産専門の広告代理店。

扱う商品は、決してシンプルなものではありません。
専門用語も多く、伝え方ひとつで誤解を招きかねない。
そんな緊張感のある世界でした。

最初についた先輩は、
「見て分かるやろ」「いい感じでやっといて」
そう言うタイプの人。

仕事はとてもできる方でしたが、、。

ただ、その“いい感じ”を形にするのが難しくて。
出しては戻され、直しては出しての繰り返し。

終電に乗れたら「今日は早かったな」と思う、
そんな日々が続きました。

何度も何度も心が折れそうになりましたが、
その経験があったからこそ、
先輩やお客様とのコミュニケーションの大切さと
「コツ」を掴めるようになっていきました。

「目的は何か」「誰に届けたいのか」
「何を、どんな順番で、どう伝えるのか」

一つひとつ確認しながら形にしていく力が身につき、

「ここは任せるわ」

そう言ってもらえる場面が増えていきました。

商社系デベロッパーのマンションプロジェクトを担当することになり、販売戦略からクリエイティブ、営業資料の設計まで、深く関わらせていただく機会にも恵まれました。

時には、実際に物件のあるエリアに自分が引っ越し、
住んでみて、“買う人の目線”に立ちながら戦略を考えたこともあります。

誰にそうしろ、と言われたわけではないのですが、、
お客様の目線に立つってそういうことだと思ったのです。

そんなある日、登録もしていないのに
3社からスカウトのお誘いが来ました。

大手広告会社と出版系の広告会社、そして今在籍しているアイアンドエフです。

私としては、大手商社の不動産販売のスキルを活かしたかったこともあり、
アイアンドエフにお世話になることにしました。

以来、住宅・不動産の領域を中心に、
営業マニュアルや営業ツールの制作、
そしてコミュニケーション全体の設計に長く携わってきました。

振り返ってみると、私がずっと続けてきたことは、
「難しいことを、誰にでも伝わる形に翻訳すること」
だったように思います。

そして最近、強く感じていることがあります。

営業マンとお客様との間だけでなく、
同じ会社の中でも、
現場の営業マンと本社スタッフの間で
認識がすれ違っているケースが、少なくないということ。

「なんだか、うまく噛み合っていない気がする…」
そんな違和感を抱えている会社が、
思いのほか多いのです。

ただ、それは
「営業マニュアルを作れば解決する」
「研修をやれば変わる」
という話でもない、と感じています。

本当に必要なのは、もっと手前にある整理なのかもしれません。

何がズレているのか。

どこで伝わらなくなっているのか。

そもそも、今のやり方は時代に合っているのか?

もし今、営業や組織の中で
「言葉がうまく届いていない感覚」を
少しでもお持ちでしたら、

気軽にお声がけいただければ嬉しいです。